1980-10-15 第93回国会 衆議院 外務委員会 第1号
たとえば、そのチュニジアにいたしましても、現地の大使から聞いたのですけれども、日本に一番求めているものはモロッコに出しました漁業訓練船というのですか、あれがどうしても欲しいということで、一隻二億円するそうでございますけれども、漁業を指導する人は行っているらしいのですけれども、船がないものでなかなかその実績が上がらない、ぜひとも漁業訓練船をくれないかということを何年来も言っているのじゃないかと思いますけれども
たとえば、そのチュニジアにいたしましても、現地の大使から聞いたのですけれども、日本に一番求めているものはモロッコに出しました漁業訓練船というのですか、あれがどうしても欲しいということで、一隻二億円するそうでございますけれども、漁業を指導する人は行っているらしいのですけれども、船がないものでなかなかその実績が上がらない、ぜひとも漁業訓練船をくれないかということを何年来も言っているのじゃないかと思いますけれども
これまでのところは比較的技術協力の分野での協力が多うございまして、専門家の派遣とかそれから研修員の受け入れとかいうことを通じて援助を行ってまいりましたが、最近に至りまして先方のニーズもだんだん多様化してまいりまして、そして無償協力の分野でも若干新しい協力関係が始まりつつございまして、特にこの地域が必要としております水産資源の開発のための水産無償援助、たとえばフィジーに対する漁業訓練船の贈与、そういったことを
○武藤政府委員 ただいま御指摘のございました案件一つ一つにつきまして具体的な現状を必ずしも把握いたしておりませんが、たまたまスリナムの漁業訓練船につきましては、これはわが国がスリナムに対しまして援助供与することにいたしまして、実際に現物が相手国の政府の手に渡りまして、単に無償援助ということだけにはとどまりませず、さらにこれに技術協力を加えまして相手国の水産業の発達に貢献するというプロジェクトでございます
○北川委員 いまの御答弁をいただきますと大臣と変わらないような御答弁のように感じますが、たとえばインドネシアの漁業訓練船、バングラデシュの中央農業普及技術開発研究所、スリナムの漁業訓練船に関するもの、これはどういうふうになっておりますか。一応お聞かせ願いたい。
それで、無償の資金協力につきましては、昨年実績で申しますと、水産無償との関係で約十八億円の船舶を、主として漁業訓練船でございますが、発展途上国に供与しておりまして、五十三年度におきましても、引き続き昨年実績を上回る水産無償、すなわち船舶の訓練船の供与を行う方針でございます。
この水産関係の無償というもので漁船または漁業訓練船というものを大体毎年供与しておりますが、一般の貨客船というものを無償援助の対象ということは、いままで援助の性格及び規模から申しまして対象といたしておりませんで、むしろ円借款の対象としては、去年の暮れでございますが、チュニジアに鉱石運搬船というのを供与しておるというのが最近の例でございます。
水産関係の経済協力といたしましては、先生の御指摘のとおり、経済開発等援助費の枠の中で実施いたしておりまして、現在までに行いました事例といたしましては、四十八年の十月にスリランカに対して訓練用漁船一隻、それから、四十九年四月にインドネシアに対しましてやはり漁業訓練船一隻、この中には漁業訓練センター用の機材も入っております。
そういうケースは、あと、無償資金供与の関係では、インドネシアに対して訓練用、沿海漁業訓練船、これの供与というケースがございますが、それについても起きておりますが、これもそういう方向で検討しております。